Segundo Simposio International de Escultura en Cantera Gris de Tacámbaro

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Segundo Simposio International de Escultura en Cantera Gris de Tacámbaro. 1 – 12 Abril, 2015

Parque Ecoturístico Cerro Hueco, Tacámbaro, Michoacán, México

Escultor: Kaito Yasoshima(Japón), Jesús Nonato Barrón(Toluca), Miguel Rincón Pasaye(Moleria), Alfonso Mata(Moleria) Organizador: Prisciliano Zarco Jiménez
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メキシコのミチョアカン州タカンバロで石彫シンポジウムが4月1日から12日まで開催され、公開制作に参加してきました。 石は地元で採れるカンテラグリス(ライムストーン)という石で、柔らかくて加工しやすい石でした。会場となったセロ・ウェコという公園は、松の木が多く植林され自然豊かで多くの地元の人々がピクニック等に訪れる場所です。制作中にもジュースや果物を差し入れに持ってきてくださる方などもあり、楽しく制作ができました。

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タカンバロは、150年前の1865年4月11日にメキシコを占領しようと進出したフランス帝国率いるベルギー義勇軍とメキシコ共和国軍が戦った場所だという。 そんな歴史があるのだけれど、これからは友好的な関係を築いていこうという式典があり、様々なイベントが催されたが、今回で2回目となった石彫シンポジウムもその中の一つでした。

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会期中、Juego de pelota(フエゴ デ ペロタ)と呼ばれる、ホッケーのようなスポーツが御前試合として行われました。通常は石を布で巻き、更に紐で編んで作ったボールで行われるらしいのですが、私が今回見た試合ではColorínという名前の木で作ったボールに火を着けてやっていました。

友人の所属するAkuitzi Janikuaというチームの選手も出場していました。ホッケーのようですが防具が一切なく、球際の競り合いでスティックがぶつかり合う様子などは迫力がありました。

Juego de pelota purépecha, Tacámbaro

制作中にタカンバロ市長やベルギー大使御一行の訪問もありました。

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平和なイベントの中で、新しい出会いや懐かしい人たちとの再会もあり良い時間を過ごせました。